ラボ日記

研究セクターのスタッフが、日常で思ったことや実験の現場の様子を紹介します。 月二回、スタッフが交替で更新しています。

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【国際交流】

2013年4月15日

秋山-小田康子

2月末にイギリスのオックスフォード・ブルックス大学で開かれた国際クモミーティングに行ってきました。ドイツ、アメリカ、イギリスを中心とした国から40人ほどの研究者が集まり、これまでの研究成果を報告し、今後の研究の方向性や技術的な発展などについて話し合いました。私も非常に緊張しましたが、25分ほどの発表をなんとかやり遂げてきました。ちょっとした達成感です。日本から(アジアから)の参加者は小田研究員と私の二人だけという完全なアウェイの状況での発表とあって、かなり覚悟して行ったのですが、でも行って良かったです。論文でしか知らなかったもの同士が、直接顔を突き合わせて話し合うというのは大切なことと感じました。時に競争のようになることもある研究の世界ですが、生身の人間が努力して工夫して研究をしているということをお互い感じることができたのではと思っています。

そして、今度はオクスフォード・ブルックス大学のポスドク研究員マーティンが私たちのところにやってきて、クモの卵への二本鎖RNAの微量注入実験を試みています。全く異なる環境での実験は大変だろうと思うのですが、皆に気を配ってくれるナイスガイで、非常に熱心に取り組んでいます。基本的にはこちらが教える立場ですが、クモの卵を移すのにはこんな道具を使っているよ、などと普段論文には現れないような情報を交換したりと、拙い英語を使いながら私たちも有意義に過ごしています。滞在期間は4月初めの2週間だけ、残すところは1週間。彼の実験がスムーズに進むように、とにかくクモが良い卵を産んでくれるように願っています。


Dr. Maarten Hilbrant, welcome to our Lab!

[ ハエとクモ、そしてヒトの祖先を知ろうラボ 秋山-小田康子 ]

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