ラボ日記
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研究セクターのスタッフが、日常で思ったことや実験の現場の様子を紹介します。
月二回、スタッフが交替で更新しています。
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【独創力】
 
秋山-小田康子
 先日のNHKの番組で、爆笑問題のふたりが京大に行き、教授陣や学生さんと「独創力」について議論していた。若い学生さんの話の中の、真摯さと端々にのぞく迷い(?)の様なものに、興味を持った。見ていて思い出したのは、私が大学院入試の面接で尋ねられた「自分に独創性はあると思いますか?」という質問だ。聞かれて初めて「私には果たして独創性があるのかな?」と慌てて考えた自分はやはりちょっと間抜けなのではと思う。でも、こんな質問に「はい!」なんて答えられる人がいるのか?、というか「はい!」なんて言う方がむしろウソっぽい気がする。
 まあ、それはさておき、その面接から何年も経ち、その間一応研究を続けてきて思うのは、研究に独創性が必要かというと、もちろんあるレベル以上の研究を求めるのなら絶対的に必要なのだけど、独創性というのは、研究をした結果、研究への評価としてついてくるものなのではないかと思う。むしろ、研究をはじめる時には、他人と違うことをする勇気や、周りからのいろいろな声を気にも留めないくらい「やりたい」と思う気持ちが大切なのだろう。全く人が思いつかないような研究をする時はもちろんそうだし、これができたらすごいと多くの人が思うようなことを他の人が思いもつかないような方法でやってみる時にも、そうだと思う。でも他の研究者から「独創性がある」と認められるような成果が出せることは滅多にないのが現実だ。研究者としては、自分でなくてはできないことができたら、と思う。とはいっても、独創性と自己満足もやっぱり違うのだよなー。




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