ラボ日記
研究セクターのスタッフが、日常で思ったことや実験の現場の様子を紹介します。
月二回、スタッフが交替で更新しています。
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【教えて教わる】
 
佐々木 剛

 はじめまして、昨年9月より蘇ラボの奨励研究員となりました、佐々木です。
 現在、豊橋技術科学大学の学生さんが実務訓練でラボに来ています。ラボでの研究を実際にやってもらっています。私は以前に、所属していた研究室の後輩に実験の手順などを教えたことはありましたが、違う研究室から来た新しい人に実験手順を教えるということはあまり経験したことがありませんでした。そのためあまり教え上手ではなく、ラボに来た学生さんにはすこし申し訳ないのですが、貴重な経験をさせてもらっています。
 ところで、当然ですが、教わるのと教えるのとでは大きな違いがあります。教わるときには、新しい技術や知識、考え方などを吸収して身につけることになりますが、教えるときには自分が普段していることや持っている技術・知識を、それを知らない人にわかるように整理して伝えることが必要になります。コンピュータを使ってのデータ解析では特に、言葉で説明しようとしたら案外難しく、実際に自分で操作しながらでないとうまく説明できなかったりします。気をつけるべきところや、具体的な作業を教えている過程でも、意識しないように「あたりまえ」になっていたけど大事なことを、改めて意識することもあります。実験に使う機械の操作でも、いつも「あたりまえ」にしている部分の説明を、とばしてしまっていたことに後から気づいたことがありました。また、学生さんからよりよい方法を指摘してもらったりと、私自身も教わっています。
 まさに、「教えることは、教わること」だと実感します。教え上手、教わり上手になれるように心がけていきたいものだと思います。



[DNAから共進化を探るラボ 奨励研究員 佐々木 剛]

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