ちょっと一言

館長の中村桂子が、その時思うことを書き込むページです。月二回のペースで、1998年5月から更新を続けています。

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気づかぬうちに起きること

2016年7月1日

オレオレ詐欺と熱中症。ニュースを見ていると度々出てきます。たいてい対象は高齢者です。最近は息子ではなく甥を名乗る電話もかかってきますという注意があり、実際に100万円を数回渡したという事例が報道されました。熱中症も、高齢になると喉が渇いていることに気づかず脱水症になる恐れがあるので気をつけるようにとの御注意です。それを聞きながら、いくら年を取ったからと言っても、いい加減な電話でだまされたり脱水に気づかなかったりするなんて信じられないと、他人事のように思っていました。

ところが昨日、家人が熱中症で倒れ、病院で点滴をしていただく事態を起こしてしまったのです。仕事仲間の家族が集まり、庭でバーベキューを楽しんでいました。幸い、曇り空で風もあり、宴は調子よく進んでいたのですが。午前中から準備に追われ、ろくに水も飲まずに過したところで客人を迎え、少なからぬアルコールを体に入れたのがいけなかったのでしょう。急に血の気が引いてバッタリ。救急車で行きつけの病院に運んでいただくことになってしまいました。お医者様に完全な脱水状態ですとたしなめられ、以後アルコールの取り過ぎはしないという誓約をとりましたが(書類まで作っていないので、有効かどうかは弁護士さん・・・・・に判断をお願いしないとダメかもしれません)・・・どうなることか。でも脱水はこういう形で起きるのだと実感しましたので、以後、私も気をつけようと思います。そんなこと信じられないなどと偉そうなことを言わずに。

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