中村桂子のちょっと一言
館長の中村桂子が、その時思うことを書き込むページです。月二回のペースで、1998年5月から更新を続けています。
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1999.2.1 
【やけ気味の科学技術論】
 
 風邪がすごいですね。私も1月2日に9度5分という熱にやられてダウンして以来、まだ完全には正常化していません。まわり中そういう人だらけ。それにしてもこれ、いろいろ考えさせられますね。いわゆる風邪(原因も症状もさまざまですが)は、体調がちょっと悪い時に休みをとるためには必要で、もし風邪もなくなって、少しも休めなくなったらしんどいことでしょう。病気はなんでもなくせばよいというものでもないと思うのです。でもそれはせいぜい数日。今回のようにしつこいものに出会い、亡くなった方もあると聞くと、「科学技術」と偉そうに言うけれど無力だなあと少々大げさに嘆きたくなります。そういう眼で見ると、科学技術ってとても進んでいるみたいで実はできないことだらけという気がします。お風邪ひいていらっしゃいませんか。しつこい風邪にやけ気味の科学技術論、受けとめて、御意見下さい。
「中村桂子の「ちょっと一言」最新号
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