生命誌の広場

みなさんからのご意見

中村桂子のちょっと一言

誰のものでもない土地

投稿日:2019.08.04 名前:岡野桂子

高槻ではクマゼミが鳴いているのですね。こちらでは昼過ぎから日暮れ時までアブラゼミの蝉しぐれです。地面に目をやるといくつもの穴。セミたちが地中で何年かを過ごし出てきた穴です。私有地として人間が所有となっていますが、この地面はセミたちの住処でもあったわけです。当たり前のことですが。アリや時折顔を見せるカナヘビも、ここに根を下ろした草木たちも暮らしています。ここは誰の土地なんだろう。先生の一言を読んで、ふとそんなことを思ってしまいました。所有者と言うよりも管理人良き管理を任されたと思っているほうがいいかもしれません。南極大陸だけとは言わずどの国もその所有を主張しない場所が増えてほしいと願うのはわたしだけでしょうか。争わないで、人間もその一員としてのみんなの土地。

お返事

投稿日:2019.08.06 名前:中村桂子館長

本来「地球はみんなのもの」ということですよね。私もそう思います。ネイティブ・アメリカンに「すべては未来からの借りもの」という考え方がありますが、その通りだと思うのです。司馬遼太郎さんが「土地はみんなのもの」とするのがよいと言っていらしたと伺い、もっと広まってくれたらよかったのにと思うのです。

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