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ゲノム編集された「赤ちゃん」誕生について

投稿日:2018.11.30 ニックネーム:相模のラクダ

【中村館長様】
数日前、中国の研究機関から、特定の「感染症」を防ぐために、人間の受精卵に「ゲノム編集処理を行ない」双子の赤ちゃんが誕生しました。・・と、発表し、世界の研究者、及び、人々に、「信じられない!?」という、世界に激震が走りました。信じられない案件です。 ある研究者からは、「踏み込んではいけない神の領域」だとか、「医療技術の発展と、人間の倫理観は、トレードオフ」であるという意見も存在します。両論 あると思いますが、各国研究機関や、政府の 大方の見方は 現状「反対」の意見が大半です。人類未来の医療技術発展に対して、この領域での、ご専門の 中村館長の ご意見を 伺えれば幸いです。宜しくお願いいたします。

お返事

投稿日:2018.12.03 名前:中村桂子館長

「ゲノム編集処理による双子の赤ちゃん」の話、「なんと軽卒な」としか言いようがありません。さまざまな問題がありますが長くなりますので一点だけにします。これはまず「生れた赤ちゃん」が一人の人間(この場合二人ですね)であるということからすべては始まるというところから考えなければなりません。生れた赤ちゃんの人間としての存在を否定することは私たちにはできないのです。私たちにとって人間とはそのような存在です。ですから誕生に関する技術はそれだけの責任を持って考えなければならないのに、そんな気配はまったく感じられません。この場合は特別な人だと思いますが。今の科学や科学技術の流れが研究者に対してそのような強い抑制を求める雰囲気になっていないことが気になります。

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