生命誌の広場

みなさんからのご意見

中村桂子のちょっと一言

「惰眠」で思い出したこと

投稿日:2017.07.22 ニックネーム:j・h

猛暑の続く日々です、その後お身体いかがですか。どうぞゆっくりご静養なさってくださいませ。
風邪をひいたとき、思い出すことがあります。
もう何十年もまえのこと、熱を出して学校を休む日がありました。そんなとき母はいつもおかゆを作ってくれました。それに添えられた真っ赤な梅干し。
今でも、真っ白いおかゆと真っ赤な梅干しを見ると母を思い出し温かい気持ちになります。早く良くなるようにという母の思いは伝わってきました。学校の授業が気になる私でしたが、それとは裏腹に、もう少しこの温かさに浸っていたいという気持ちもありました。
今思えば、あの時私は心地よい惰眠をむさぼっていたのかもしれません。懐かしく思い出しました。

お返事

投稿日:2017.07.26 名前:中村桂子館長

お見舞いありがとうございます。
白いおかゆと梅干しで忘れられないのは、大学院生の時、初めて一年間京都で一人暮らしをした時のことです。渡辺格先生(いつもは格さんとお呼びしています)が、日曜日の夕食に招いて下さいました。美味しいお肉を楽しみ、よい時間を過しているうちに、様子がおかしくなり熱を計ったら9度。一人で緊張した生活をしていた気持が熱になったような感じでした。休ませていただいたその翌朝、奥様がまさに真っ白いおかゆと赤い梅干しを枕元に置いて下さったのです。大切な思い出です。

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