生命誌の広場

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ありがとうございました。

投稿日:2017.03.19 名前:あすか

名古屋での講演会に参加させて頂きました。
ありがとうございました。
化学というともっと無機質なイメージがありましたが、生命誌という考えに触れて、なんて豊かな知だろうと感じました。

子供の頃、食べ物は生き物で、私たちはもらわないと生きられないこと、じゃあ自分が生きるってなんなんだろう? 他の生きたいと思う生き物を食べないと生きられない自分の命ってなんなのだろう? と戸惑いながら思っていたことを思い出しました。

また田舎に住んでいましたので、家の前が小さな森で、池もあったのですが、ある日池が埋め立てられ、木々も切られて切り開かれたとき、とても悲しいと同時に「ああ、人の生活はこうしてなりたってきたんだなあ」「ここに住んでいたりすやたくさんの生き物たちはどこへ行くんだろう?」ととても強く思ったことも思い出しました。
理屈でなく自分の胸や体が痛い、それは毎日のようにそこで遊んでいて、木々も動物も池もカエルも全部繋がっているように感じていたから。
罪悪感や悲しみを感じすぎるのも違うと思うのですが…。
本来人はそういう感覚ー自分と世界がつながっていて、みんなが全体の一部ーを持っているように感じます。

「わたくしといふ現象は
仮定された有機交流電流の
ひとつの青い照明です
(あらゆる幽霊の透明な複合体)

風景やみんなといっしょに せはしくせはしく明滅しながら
いかにもたしかにともりつづける
因果交流電燈の ひとつの青い照明です」
(宮澤賢治「春と修羅」)

私のなかで、生命誌はこのイメージです。
それは小さな私にとって、とっても大事なものだった。
またそういうことのためになにができるか、ゆっくり考えていきたいと思います。
とても良い機会を与えてくださってありがとうございました。

お返事

投稿日:2017.03.21 名前:中村桂子館長

メールありがとうございます。
お小さい頃からの生きものへの実感、私も共有することばかりです。「理屈でなく胸や体が痛い」という感覚を私は「生きもの感覚」と呼んでいます。小さな頃に生きものに接していないとこの感覚が失なわれるので、子どもは自然の中でと思うのです。あげて下さった宮沢賢治の詩はちょっとわからない感じも含めて、私も好きです。これからも感じられたことを書き込んで下さい。

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