館長中村桂子からのご挨拶:2007年
ごあいさつ:2007年
「ようこそBRHへ」
 「生きている」ということを考えている人間としては、最近の社会の動きはとても気になります。唯一無二のいのちをもち、一生を過すことの大切さ。改めていうまでもないことだと思いますのに、たかがお金、たかが権力のために、生きることを貶めているとしか思えない行動や言葉が横行しています。勝ち組、敗け組などという考え方は品がありませんし、傲慢としか言えません。実は、「自殺総合対策懇談会」の座長をつとめました。そこで“生きにくさ”について考えさせられ、皆が生き生きできるようにしたいという思いを強くしました。研究館はじっくりと、そしてゆっくりと「生きている」を見つめ、「生きる」を考える場であり、現在の社会の流れには与せず、基本に忠実であろうとしています。でも、ここだけは別と言っているのはいけないでしょう。社会の一員としてどうしたらよいか。教育基本法も憲法も、「生きる」を基本に考えなければいけないことだと思います。
 今年が、ほんの少しでもよかったと言える方向に進むようにしたいと思います。
 研究館は、少し近づきにくい存在でしょうか。基本は守りますが、決して固苦しい所ではないと思っています。気軽に訪ねたり、ホームページに参加して下さって、少しでも生きやすい社会に向けての活動を応援して下さい。

(2007年5月31日 JT生命誌研究館館長 中村桂子)
Greetings
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